「お月見の会」のお知らせ

竹取物語の語りにはプロローグがあった!?
ご興味ある方は是非、お越しください。

* * *  お早めにご予約ください。 * * *

◆日時  : 2017年10月15 日(日) 13 : 30 開場/ 14 : 00 開演

◆場所  : サハラ夢美術館

◆入場料: 1 , 0 0 0 円(お茶菓子付) 全予約制

◆連絡先: サハラ夢美術館 横浜市都筑区中川3-20-20 /電話0 4 5 – 9 1 3 – 3 8 0 9

 

お月見の会

沙原秀の世界「月の雫」

 

一粒の月の雫が いつかあなたの中で

一粒の宝石に 変わるときがある。

 

1部  宮沢賢治の世界

「注文の多い料理店」 一人芝居‐今井寿江

2部  沙原秀の世界 

「月の雫」      仙人の語り‐沙原秀

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「竹取物語」語りイベント満員御礼!

「竹取物語」語りイベント満員御礼!

9/18「竹取物語」語りイベントに大勢の方にご足労いただき、誠にありがとうございました!

 

大型の台風が関東直撃という予報のなかのイベントでしたが、今回も!台風は直前にすっと逸れ、雲一つない快晴に恵まれた中でのイベントとなりました。竹取物語のイベントではいつも不思議なことがおこりますが、いつも通り!?お陰様で無事に開催されました。

サハラ夢美術館開館20周年にあたる2017年に、サハラとは最も縁の深い「竹取物語」のイベントができることを、館長、沙原先生含め関係者一同、大変嬉しく思っております。

今回は、竹にちなんだ花川先生の舞踊「竹の舞」も併せてご披露いただきました。語りに踊り、観ている皆さんを異世界に引き込む素敵な時間となりました。

ステージ終了後に、沙原先生より竹取物語にまつわるエピソードの一端をお話しされましたが、詳細は書籍「七色の招待席」に紹介されておりますので、まだご覧になっていない方は是非ご一読ください。絵画シリーズ「竹取物語」が掲載された画集も併せてご覧いただけますと幸いです。

なお、10月15日には今回の竹取物語のプロローグにあたる語りが聴ける「お月見の会」が開催されますので、詳細は別途案内をご確認ください。また、皆様の期待とご要望が高まった頃合いに、きっと開催されることと思いますので(沙原先生はこれで最後よ…と申してはおりますが)、その際は皆様と一緒に盛り上がれたらと思います。お越し頂いた方、応援いただいている皆様に重ねて熱くお礼を申し上げます。これからも宜しくお願いいたします。

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「竹取物語」語りイベントのお知らせ

「竹取物語」語りイベントのお知らせ

多くの皆様からの熱いご要望に応え、今年9月に沙原秀による竹取物語の語りイベントが開催される運びとなりました。多くの皆様のお越しをお待ちしております。

* * *  お席に限りがございますので、お早めにご予約ください。 * * *

 

◆日時  : 2017年9 月18 日(祝) 13 : 30 開場/ 14 : 00 開演

◆場所  : サハラ夢美術館

◆入場料: 2 , 5 0 0 円(お茶菓子付) 全予約制

◆連絡先: サハラ夢美術館 横浜市都筑区中川3-20-20 /電話0 4 5 – 9 1 3 – 3 8 0 9

 

 

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2016/10/27-30「直感アート」教室 グループ展「遊」のご案内

you2000-1「直感アート」教室に集う生徒の作品を皆様にご紹介するイベント「グループ展」を開催いたします。

「絵が下手だから・・・」
「私は絵が描けないから・・・」
「直感アート」教室は、そんな固定観念や先入観をすてて、絵の“楽しみ方”を学ぶ教室です。
教室の作品には、テクニックではない、
”大切なもの”を絵のなかに見つけることができます。
個性豊かな作品たちに逢いに、ぜひお越しください。
出展者一同、お待ちしております♪

日時:2016年10月27日(木)-30日(日)
11:00-17:00(最終日~16:00)
場所:サハラ夢美術館
入場料:無料 (沙原秀 常設展示は500円)

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グループ展、直感アート教室に関するお問い合わせ
サハラ夢美術館045-913-3809 【続きを読む】

ホームページリニューアルのお知らせ♪

この度、当美術館の公式ホームページをリニューアルする運びとなりましたので、お知らせいたします。

旧ホームページは、様子をみて閉鎖したいと思います。ブックマーク・お気に入りを設定されている方はご変更のほどよろしくお願いいたします。長らくご愛顧頂きありがとうございました。

HPリニューアル

デザインを一新し、コンテンツを再構築した新しい当Webサイトを、今後ともお楽しみいただければ幸いです。なお、当サイトは、館長沙原に代わり小坂田秀之(クリエイター)にてボランティアで運営させて頂いております。ご意見、ご要望、応援メッセージ等ございましたら、お問合せフォームよりお寄せ下さいませ。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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ブログに記事を載せて頂きました♪

先日、当美術館を訪問されましたお客様が、ブログにその時のことを素敵な記事にされ紹介いただいので、ご本人様の承諾を頂いた上で、ここでも紹介させて頂きたいと思います。

粉川さんという、ギターを弾かれる方だそうです。
芸術に深い造形があり、そしてとても気さくな方です♪

原文はこちら↓
Somewhere along the way(粉川さんのブログ)

サハラ夢美術館

時々美術館に行きたくなる。
春に行った札幌の近代美術館は良かった。
展示もよかったし、学芸員の人と長話もできた。

今住んでいる都筑区に美術館はあるだろうか?と検索したことがある。
1軒だけあるようだった。
ホームページを見るとなんか変な宗教じゃないのか?という第一印象。
でもどうやら個人の人が自分の作品を展示しているらしい。
いつか行ってみよう。

と思ってから半年以上経っている。
昨日の日曜日は急ぎの仕事もなかったので、行ってみようと思った。
どうも駅は中川駅で降りるらしい。
家から2駅地下鉄に乗って、中川で降りた。
記憶で、こっちだろう?と思って歩き始めた。
最初から地図を確認してあるくのは好きじゃないから、
まあ、それで失敗することが多い。
歩き始めたのはいつも自転車で走っているあたりだ。
だいぶ歩いてから「どうもちがうなあ」と思いはじめ、
スマホの地図を見ることにした。

かなりちがう。
しかたないからわかりやすい早淵川まで出て川に沿って歩いた。
雨が降ってきた。
強くならないといいな、と思っているうちに激しくなってきた。
民家の庭の木立が雨をしのいでくれた。
しばらくすると弱くなってきたので、また歩き始めた。

だいぶあるいて、目的地に近くなった。
ちょっと坂を上ったところにその建物はあった。
ちょっと古風な円柱形の建物だった。
何か貼ってあって営業はしているようだった。
インターホンを押すように書いてあったので押した。
しばらくして女性がドアを開けてくれた。

500円を払って、地下の展示室に案内してくれた。
広い部屋の壁に沿って絵が展示されていた。
端から見て行った。

絵は精神世界を描いたような感じの絵だった。
自分としては好きなタイプの絵だった。
描かれている一つ一つ、背景に至るまですべてに意味があった。
また、模様に見える部分も全て何かを象徴していた。

もっと宗教がかった絵を予想していたけれど、全く違った。
いや、描かれている世界は宗教にのめりこんだ人が見ると
宗教的に見えるかもしれないけれど。
宗教がかった絵とは決定的に違うものがあった。
祈りが無い。
祈りが聴こえて来ない。
静かにその「場」だけがそこにあり、
それをただその場に居て見ている。
「アポカリプス」
と書くとどこかの宗教になってしまうけれど、
まあ、そういう感じだ。

たぶん私があまり時間をかけて見ていたので心配になったのかもしれない
沙原秀さんが階段を下りてきた。
絵についてそれぞれの絵を話しながら見た。
それから上の喫茶室に行って話をした。
沙原さんが画集を開いて説明してくれた。
それからの会話の展開は私が好きな内容だったので
2時間以上話をしてしまった。
途中ある絵を見ながら
「これは、あれ、あの人の絵…」というので私もすぐにわかった。
わかったけれど、名前が出てこない。
しばらくして私が思い出した。
「マグリット!」。
二人で大笑いした。

その手の話をするのは先日の札幌の近代美術館以来だった。
とても楽しい一日だった。
また来ることを約束してそこを後にした。

帰りは早淵川にそって家まで歩いて帰ることにした。
強い日差しだった。
日陰を選んで歩き、途中から都筑中央公園に入ることにした。
公園の森の中の階段を上っていると、雨が降り始めた。
すごく強い雨だった。
広葉樹が雨の傘になっているところを見つけて
しばらく一人でそこで過ごした。
美術館に居た間だけ空は青空だったのが不思議だ。
雨はなかなか止まなかった。
小枝を伝って雨が頭に落ちてくる。
冷たい。
この感じは子供の頃にもあったなと思い出した。

雨が弱まってきてそこから移動すると、別の木の下で
何人も同じように雨宿りしていた。
雨があがり皆三々五々移動しはじめた。

空を見ると真っ白な入道雲の下にいたことがわかった。

本当は違うけれど、あの美術館は公園の森の奥にあるような気がする。 【続きを読む】